下肢静脈瘤の予防にはヨーガがおすすめです

身内に下肢静脈瘤を発症している人がたくさんいる人は、本人も下肢静脈瘤になりやすい遺伝的体質を有している可能性が高いので、日頃から足のケアを心がけておくことをおすすめします。下肢静脈瘤を一度発症してしまうと、積極的な治療を施さない限り、自然に治癒することは期待できません。ですので、まずは下肢静脈瘤になってしまわないようにすることが一番大切になってきます。 日常的に自分で取り組むことができる下肢静脈瘤の予防策としては、まず立ちっぱなしの姿勢を取らないようにして、できるだけ足の静脈にかかる負担を低く抑えてやることが大切です。足の静脈に常に圧がかかっていると、それだけ静脈内の逆流防止弁が早く損壊されてしまう可能性が高まるからです。ですので、弁不全を引き起こしてしまわないように、長時間同じ姿勢を取り続けないようにする注意が必要になってきます。 一方、弁不全を発生させない注意をすると同時に、ふくらはぎのポンプ機能を効果的に働かせる工夫も必要です。足に溜まっている血液は、足の筋肉のポンプ機能によって、心臓まで押し戻されます。座りっぱなしや立ちっぱなしで、足をほとんど動かさないままでいると、足の筋肉のポンプ機能が働きませんので、意識的に足を動かすようにすることが大切です。

 とは言え、普通に生活しているだけでは、ついつい足に対する関心が薄れてしまいがちになってしまいます。積極的に足のケアを行いたいと考えるのであれば、自宅で無理なく続けられる簡単な運動を、生活習慣の一つとして毎日の暮らしの中に取り入れてしまうことが効果的です。自分で行える運動と言うと、ジョギングを連想する人が多いですが、あれは案外続けることが難しいのが実情です。年齢的にジョギングを行うことはもう無理だという場合が少なくないでしょうし、ジョギングをするような時間的余裕がないという人も多いでしょう。 おすすめすることができる運動はヨーガです。ヨーガであれば、天候に関係なく自宅で取り組むことができますし、時間もそんなにかかりません。ヨーガには、非常にたくさんのポーズがありますが、下肢静脈瘤の予防のためにヨーガをする人には、「サギのポーズ」をおすすめします。「サギのポーズ」は、床に座った状態で、手を使って足を上方向に真っ直ぐに伸ばすというポーズです。ヨーガのポーズを正しく取れば、普段は使われていないような筋肉が動かされますので、血流がとても良くなります。特に「サギのポーズ」は足の筋肉を集中的に刺激しますので、高い効果を期待することができます。